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  福島県双葉町、

  未来を拓くために開く。

被災地から、可能性の新天地へ。私たちは福島県双葉町役場と一緒に数年間、これからのまちづくりについて、町民や有識者と議論を重ねてきました。〈ヒラクフタバ〉は、そこで浮かび上がった方向性を「仮ビジョン」としてオープンにすることで、さまざまな人達の間に議論やアクションを生むことを目指す取り組みです。

今までの

延長線上にない

未来に向けて。

Introduction

双葉町役場庁舎
震災発生時刻で止まった役場の時計
2011年3月のカレンダー
靴が残された学校の下駄箱
ランドセルが放置された教室
双葉町のパンフレット
震災発生時の原発の状況記録

福島県双葉町にとってそれは、

ハード復興や帰還者受け入れ準備に費やされた13年間。

これまでは、出発地点に立つための復興。

そしてこれからは、新たな物語をはじめるまちづくりへ。

明確なビジョンはまだない。でも、決めたことがある。

それは ビジョンを共に描いてくれる

さまざまな人達に向けて町を「開いて」いくこと。

そして、住民票のあるなしではなく

双葉町に関わってくれる人達と未来を「拓いて」いくこと。

双葉をひらく。

それが私たちの現在地でありメッセージです。

東日本大震災から、

13年が経とうとしている。

避難所の黒板の落書き
植樹された防災林
伝承館の展示物
放置されたままの遊具
新設された防波堤
双葉町からの道路標識

双葉町のこれからに

ついて、いろんな人に

聞いてみた。

Dialogue

防波堤付近の風景

経営コンサルタント 冨山 和彦氏

「個人の才覚がまちをつくる。卓越したリーダーが出てきてほしい」

「今あるものから価値を見出す」

双葉町民

「祭りから復活させる」

地域エコノミスト 藻谷 浩介氏

「双葉町のことを想っている人は、いつまでも双葉の人だと思う。」

双葉町民

草木が茂った校庭

「広大な土地を車やドローンなど新しい交通システムの試験場として利活用する」

双葉町民

「先駆的地域社会。それは成長志向ではないけれど、心豊かに暮らせる社会の形」

社会システムデザイナー 横山 禎徳氏

「将来の子供達に教訓を」

双葉町民

「人類全体が考えるべき問いが得られる場には、価値がある。そのための環境は、心に訴えるようなものであるべき」

New Stories 代表 太田 直樹氏

復興のための工事車両

「いかに住民を主役にするか。時間をかけても地域住民目線でのグランドデザインを描いていくべき」

株式会社ふたば / とみおかワインドメーヌ

遠藤 秀文氏

「街の様子を見に来る元町民を増やす」

双葉町民

「何か事業をしたい人や アクティブな人が力を発揮できるような仕組みづくり」

双葉町民

元復興庁参事官 中井 淳一氏

「一からまちを全部作り直すのは、前例がない。行政主体で動くにも限界がある。外部の民間人材に入って欲しい」

すると、世にも新しい

まちづくりのカタチが

浮かんできた。

Possibility

これからの双葉町をどうつくっていくか、有識者や双葉町民の声をまとめたのが「フタバ仮ビジョン」です。

早く元へ戻す

新しい形を。

焦らず未来に希望を

持つ発想へ

2

ハードの復興

心の復興

3

何もない場所

可能性・価値としての

「疎の空間」

8

復興ビジネス

ここならではの仕事を

(tourism, education, R&D、施設園芸等足元なりわい)

9

今のニーズへの対処

2050年の目線で

考える

1

原発を忘れる

世界的な意味を

強みに

7

インフラから復活

祭りから復活

4

活性化、人口増

撤退的創造

(維持コスト下げ、可能性残す)

5

戻る人を考える

関係住民の

あり方も、考える

6

…And more

12

双葉町主義

中域視点、連携主義

(自立から役割分担へ)

11

主体なき事業へ投資

「志ありき」の

投資へ

10

2023年時点の双葉町の空撮

この仮ビジョンは、あくまでも

たたき台としてのキーコンセプト。

意見、疑問、懸念、思いつき、妄想、ダメ出し…。

さまざまな立場からのお声をぜひ聞かせてください。

あなたなら、どんなまちや暮らしを双葉で描きますか?

あなたの声も、ぜひお聞かせください。

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このウェブサイトは「令和2年度双葉町復興まちづくり計画推進支援業務」で実施した双葉町の未来に対する有識者ヒアリング、および「令和3年度双葉町復興まちづくり計画推進支援業務」で町民や事業者が参加した未来検討会議での意見や議論を元にTEAMヒラクフタバが編集・制作しました。

編集・制作:TEAMヒラクフタバ

協力:双葉町

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